11日のニューイヤーコンサート感想!

2025年1月11日(土)、安芸クラシックコンサートを鑑賞しました。メモをもとに感想をまとめます。

 

【第一部】

『アイネクライネナハトムジーク』はしっとりとした雰囲気で、

 

次の『トリッチ・トラッチ・ポルカ OP.214(J.シュトラウス2世)』は華やかで、演奏者も楽しそうでした。

 

 続いて演奏された『ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 FP.43(F.プーランク)』は、冒頭から美しい旋律がピアノ、ファゴット、オーボエの微妙な絡み合いを感じさせました。

 

 ピアノはヤマハ製で、牧歌的で穏やかな曲想に変わると、星空の下で牧人たちが羊を守る情景を思い描きました。

ドキドキワクワクの冒険をイメージさせる展開があり、笛とピアノの組み合わせが意外で、軽やかな調べから流れるような旋律、さらにはコミカルな要素もあり、非常に面白かったです。

 

第一部はこれで終了し、14:20から第二部が始まりました。

【第二部】

第二部では、『サムソンとデリラ』よりパッカナール(C.サン=サーンス)が演奏されました。聖書物語の中で、怪力のサムソンが妖艶な美女デリラに心を奪われ、

 

 自らの力の秘密を明かすという内容です。アラビア風の出だしがデリラの雰囲気を醸し出し、情熱的でありながら冷淡な彼女の性格がよく表現されていました。

 

次に『カルメン組曲』より、闘牛士、前奏曲、アラゴネーズ、間奏曲、ハバネラ、ジプシーの踊り(G.ビゼー)が

 

 続けて演奏されました。第二部は本来は100人で演奏するはずの曲ですが、14人での編曲となり、その工夫が楽しめました。

 

 ドラム担当の方はカスタネットやタンバリンまでもを使い分け、ホルンも大変そうでした。別の楽器で演奏される曲をピアノなどで代用する工夫が感じられ、アレンジが素晴らしかったです。

最後は『ウエスト・サイド・ストーリー』が演奏され、この演奏会はここで一変しました。バーンスタインの親しみやすいメロディが、編曲によって見事に表現され、

 

 都会の喧騒や雑踏が目に浮かぶようでした。ジャズのセンスもあり、飽きることがありませんでした。

 

【安芸区民文化センターへの不安な路】

ナビで行った際、難解な道を案内されましたが、実際には知っている道に安芸区民文化センターがありました。ホールには階段がなく、車いすの方も来ていました。次回は義母を連れて行けそうです。来月は2月になるようで、楽しみです。

 


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