<まさに魔王! 夜の女王>
1)RPGか水戸黄門みたいなストーリーで、子どもから大人まで楽しめる歌劇がモーツアルトの『魔笛』です。
2)コメディとシリアスの要素が混在しています。わたしはコメディ担当の鳥刺しのパパゲーノが気に入りました。王子のタミーノよりずっと人間らしい。
<『夜の女王』のアリア>
1)このアリアは、女王が圧倒的な存在感で観客の心を捉える有名な難曲です。
2)ニ短調からハ長調への転調は、ヒステリックな笑いと狂気を表現しているそうです。このシーンは70年代の『ガッチャマン』の敵役や、『エースをねらえ!』のお蝶夫人を思わせる(懐かしのTVで見たことがある)。
3)このアリアは、世界的に有名な歌手マリア・カラスと、あまり有名ではないけどフランスのパトリシア・プティボンのみが、歌いこなしているように思えます。
<わたしの体験と予定>
1) マリア・カラスの録音を聴いて感銘を受けました。夫はあの曲が、いまだに頭の中をぐるぐるしているそうです。
2)12月14日に東京でナマの『魔笛』を鑑賞予定。どんなだったか、またご報告します。
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