【衰退の合唱サークル】
合唱サークルはかつて、その名前の通りに美しいハーモニーを奏でる人々で溢れていました。30名を超えるメンバーが一堂に会し、それぞれの声が一つとなり、豊かな音楽を作り出していた時期もありました。しかし、時の流れとともに、人々の生活も変わり、サークルに参加するメンバーは徐々に減少していきました。
今では、合唱サークルのメンバーはわずか10名そこそこになってしまいました。それでも残ったメンバーたちは熱心に活動を続けていますが、人数の減少はサークルの経済的な負担をさらに重くしています。公民館への施設使用料や指導に当たる先生への謝礼といった支出が積み重なり、経費の捻出が難しくなっています。
そこで、サークルは苦渋の決断を下しました。これまで毎週金曜日に行っていた練習を、来月からは第二・第四金曜日の月2回に減らすことにしたのです。頻度は減っても、メンバーたちの音楽に対する情熱は変わらず、少ない人数でも心を一つにして美しいハーモニーを奏でることを目指しています。
合唱サークルの活動は、単なる音楽の練習ではなく、仲間との交流や楽しみの場でもあります。そのため、メンバーたちはこれからも互いに支え合いながら、サークルの存続と発展のために努力を続けていく決意を新たにしています。
【月に二回だと困る人も】
2025年2月28日の雑談で、私たちのグループにおいて、毎週かよっていた話好きなDさんというおばさんが、特に話題に上がりました。彼女はいつも笑顔でおしゃべりを楽しむ人で、私たちの間ではすっかりおなじみの存在です。その日も彼女はいつも通り話に花を咲かせていましたが、突然「このままだとフゲンビョウになる」と言い出しました。
その言葉に私たちは驚き、そして好奇心が湧いてきました。「フゲンビョウってなに?」と皆が聞くと、Dさんは少し得意げに教えてくれました。「夫源病。夫が妻にくっついて離れないから、妻がストレスで病気になっちゃうの」と。彼女の説明には驚きと共感の声が上がりました。
夫源病という言葉は、Dさんのユーモアと実際の生活の中での経験が織り交ぜられたものでした。彼女は、夫がいつも自分にべったりしてしまい、自由な時間が取れないことにストレスを感じていると言います。彼女の表情からは、その状況がどれほど負担になっているかが読み取れました。
Dさんの話を聞きながら、私たちは彼女の気持ちに寄り添いました。彼女のように、パートナーとの距離が近すぎることでストレスを感じる人は少なくないでしょう。Dさんの話は、私たちにとっても大切な気づきを与えてくれました。パートナーとのバランスを取りながら、互いに健康で幸せな生活を送るためには、適度な距離感が必要なのだと感じました。
この会話を通じて、私たちはDさんのユーモアに笑いながらも、彼女の心の叫びに耳を傾けました。
【わたしと夫の距離】
わたしのパートナーは、来月いっぱいで仕事を引退するわけですが、そのあと彼は、日本一周に出かけたいと言っています。妻にべったりすることは考えていないようで、ホッとしました。
わたしには仲良しの義母も居ますので、旅行から無事に帰ってくるのを、家事をしつつ待っていますね。
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